文部科学省は2020年より、プログラミング教育※1を小学校でも必修とすることを発表しました。
すでに中学校ではプログラミングの授業は必修になっています。
しかし、現在中学校におけるプログラミングの指導はまだまだ物足りないものばかりであり、
短い時間での指導ではプログラミングの楽しさがわからないまま終わってしまうことが多くあります。
また、実際に指導にあたる教員の多くがプログラミング自体が未経験ということもあり、
プログラミングの指導力は不足しているといえます。
ロボット教室ではプログラミングに精通したプロが指導を行うことで,
しっかりとしたプログラミングの知識と21世紀型スキルを学ぶことができます。
また。ロボットを実際に扱うことで楽しく身に付くことができます。
※1
プログラミング教育とは、従来の知識詰め込み型教育ではなく、ICTリテラシーを身につけると共に、
論理的思考や実証的な考え方、試行錯誤を通してものを創造する能力、コラボレーション能力、プレゼンテーション能力といった
21世紀型スキルとよばれるスキルを身につけるために、プログラミング的思考は極めて有効であるとして、
小学校からプログラミングを必修化することを決めたものです。現在、必修化に向けて学習指導要領の変更や詳細について検討が重ねられています。
つまり、文系、理系は関係なく21世紀を生きていくために必要なスキルをプログラミングで学ぼうというものがプログラミング教育です。
現在、各国の取り組みに温度差はありますが、イギリス、アメリカ、フィンランド、シンガポール、韓国、オーストラリアなどが、
初等・中等学校でのプログラミング学習の必修化に大きく動いていたり、すでに必修化しています。
プログラミング教育は、将来プログラマーを養成しようとしているわけではありません。
確かに将来のIT技術者不足を契機として、提唱されていますが、真の目的は21世紀型スキルの向上にあります。
簡単に楽しくアイディアを表現できます!
ロボット教室ではブロック化されたパーツをつかったロボットを使用する教室がほとんどです。
レゴ社のマインドストームが有名でほかにはアーテック社のロボティストなどがあり。どちらも組み立て、
分解が子供でも容易に行え、完成したロボットにさらにパーツを追加することも簡単にできるのが特徴です。
一旦完成したロボットも新たに閃いたアイディアを簡単に表現できるロボットは子供たちに創造力を持たせます。
ロボットによる勉強は子供が夢中になり、勉強の本来の楽しさを教えてくれます。
プログラミングの過程と結果がわかりやすい
ただのプログラミングの授業では作ったプログラムがどのように動作するのかわかりづらく、指導も教科書やテキスト通りの面白みに欠ける授業になりがちです。
しかし、ロボットでプログラミングを学べば教科書や指示通りにロボット完成させるだけではありません。
教科書通りのロボットに自分のアイディアをプラスしたり、教科書を参考にしながらまるっきり新しいロボットを作ったり、
学んだ知識をさらに進化させるアプローチで、試行錯誤し、夢中でロボットをつくりながらプログラミングの勉強ができるのです。
「もっと○○なロボットにしよう」「こんな動きをさせてみよう」と考える過程で子どもの柔軟な発想や問題解決力が育まれ、個性を伸ばし21世紀型スキルを学びます。
夢中になって何度もトライしたくなります
自分が作ったロボットがうまく動作するとはかぎりません。
「ちゃんと動かないや」「ちゃんと動いたけどもっとこうしたいな」と考えて、再度チャレンジすることは、
物事を考えるうえで試行錯誤する力を育てます。楽しく夢中で行うことだから常に能動的で積極的であり、
そこから自分で問題を発見する力、発見した問題を解決する力が湧いてきます。
子どもたち自身が夢中になって学ぶという勉強の本来の楽しさを実感でき、そして思い通りにロボットを動かせたときには、
大きな達成感が得られ学びへの意欲はますます上がります。
学校外の新たな「友達」と学び合えます
教室によって同学年だけのクラスや、別の学年の子もまざったクラスなどありますが、教室に通う子供にとって同じクラスメイトは
たとえ学年が違っても、学校が違っても、ロボットで勉強するという共通の楽しみを共有するもの同士は、友達になります。
同じテキスト通りのロボットから自ら考えたオリジナルロボットへ進化させるなかで、
子どもたちはお互いの個性を尊重し合い、ともに切磋琢磨していきます。
自分が考えてつくったロボットに共感してもらったり褒められたりすることで自信がつき、
お互いに参考にしたり意見交換したりすることでコミュニケーション能力を育てます、
また、オリジナルのロボットの説明、発表などでプレゼンテーション能力も身に付きます。
野球のリトルリーグなどでいっしょに好きなスポーツする仲間が友達になり、お互いに切磋琢磨するように、
ロボット教室で好きなロボット学ぶ仲間が友達になり、お互いに切磋琢磨する時代がもう来ているのです。